自分で自分の健康をコントロールする一生使える予防医学

仕事や人生でやりたいことをやりたいようにするための予防医学ブログ

自分の健康状態について、こんな勘違いをしていませんか?

 

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多忙なビジネスパーソンのための

健康コンサルタント Akkoです。

 

お元気ですか?

 

ホントに?

 

まあまあ?

 

疲れてるけど、元気?

・・・・。

 

とはいえ、「まあまあ」≠ 元気

「疲れてるけど、元気」≠ 元気

は、理解できますよね。

 

これらは、自分が元気かどうかなんて

特に意識せず発している状況ですが、

 

では、

 

もし、あなたが自分の健康状態、

ささいな不調もすべてあげてくださいと

言われた場合に、すべてあげることはできますか?

 

なぜこんな質問をするかというと、

すべてあげることができない方が、

とってもたくさんいるからなんです。

 

私は、普段「健康のコンサルティング」をしています。

 

最初の体験セッションで、

心、体、気分などの全ての健康に

関する不調、今の痛みや不安だけでなく

ささいなこと、子供の頃からの体質も

含め、正常な部分と違うこと、

気になることを全部あげてもらいます。

 

「自分は大きな病気はないし、

パフォーマンスを上げたいだけで、

特に気になる症状などはほとんどありません。」

とおっしゃる方も多いのですが、

そんな方でもあげてみると、出てくる出てくる!!

 

誘導になる可能性があるので、すべて自ら絞り出していただきます。

 

そして、先週こんなことがありました。

 Akko「20個でましたね。これ以外はもう本当にありませんね。」

 Bさん「はい、ありません。」

 Akko「じゃあ、睡眠の問題なんかもないということですね。」

 Bさん「睡眠の問題?ありませんよ。ギリギリまでいつも寝てますよ。」

 Akko「ギリギリ?朝、起きれないということですか?」

 Bさん「朝は、子供の頃から弱いです。」

 Akko「寝不足ですか?」

 Bさん「最近は、7時間は寝てますよ。」

 Akko「・・・。それって、問題ですよね。」

Bさん「問題って、子供の頃からずっとですよ。」

Akko「でも、朝から清々しく起きて余裕で活動出来たらうれしくないですか?」

Bさん「そりゃうれしいですけど、子供の頃からだもん。」

 

そう、これですこれ。

こんな勘違いです。

 

そして、続きます。

Bさん「だって、毎日仕事して疲れてるから普通でしょう。」

Akko「毎日、疲れてるんですか?」

Bさん「疲れてるのが普通だから、疲れてるかどうかもよく分かりません。」

 

結局、何気ない一言から

「睡眠の問題」

「慢性的な疲労

の2つが加わりました。

 

「子供の頃からだから」、

「それが普通だから」、

「年だからあたりまえ」と思っていること、

「顔から汗はかかないのに、背中の右側からだけ汗が大量にでる。」、

「足のくるぶしがいつもかゆい。」

「理由は分からないけど、いつも憂鬱」

という些細に思えるようなことですら、

何らかの原因があって、

自分の体がサインをだしているのです。

 

慣れきった不調や病気とお友達になる

のではなく、思いこみは、ぜ~んぶ捨てて

自分を観察してくださいね。

 

あなたの気になっている不調の原因が、

その思い込みや、ささいなことから分かることが結構あるんですよ。